2008年08月10日

特定検診の判定基準には困っています。

4月から始まった特定検診には、多くの問題点をはらんでいますが、特に判定基準には問題が大きいと感じています。例えば高血圧、糖尿病、高脂血症の3拍子そろった動脈硬化ハイリスクの患者さんでも、腹囲が基準値以下(男性:85cm、女性:90cm)で、BMI:25以下であれば、今回の特定検診ではいわゆる「異常なし」にあたる「情報提供レベル」と判定されてしまいます。医師の立場では、「要医療」として積極的な介入が必要と感じるにも関わらず、本システム上は上記のような判定となり、これに関する変更は出来ません。そもそも腹囲の基準値自体にも大変疑問を感じていますし、今回の検診で厚生労働省がもくろんでいるような最終的な医療費の削減に結びつくとは到底思えません。出来ればこのような不毛な健診が早く改定される(出来れば中止される)ことを願っています。
posted by yclinic at 11:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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