2011年08月29日

新しい病診連携の形「IDリンク」

病診連携という言葉をご存知でしょうか?(病病連携、診診連携という言葉もあります。)病院と診療所の連携という意味です。 これは、患者様に関わる医療情報を、診療所や病院などが共有することにより、患者様にとって無駄の無い、また漏れの無い医療を、地域の複数の医療機関全体で行っていこうということです。 現在、診療所では出来ない検査や治療が必要なときには、各所の病院や専門医療を行う診療所へ患者様をご紹介しています。病院からは、検査や治療の結果が、報告書として後日送られてきます。 この形式は今までと変わりはありませんが、いま病院連携の内容が大きく進化しようとしています。 その原動力となっているのは「IDリンク」というシステムです。 このシステムは数年前から全国的に普及してきているものですが、このシステムに医療機関が参加しますと、患者様から公開の了解を頂いた医療機関では医療データを瞬時に確認することができます。 たとえばA病院で行った検査や治療内容などが、B診療所でそのまま見ることが出来るということです。 このシステムが素晴らしいのは、もしさらに別のC病院でも検査や治療を行うと、患者様の同意があれば、A病院、B診療所、C病院の全ての医療行為の内容が時系列で見れるということです。 これは画期的なことです。 これまではA4の用紙1枚(時には数枚)に医療情報の要点を記載して紹介や報告を行いますが、その中に詳細な内容までは記載できません。 また複数の医療機関の診療内容を一度に見るということもできませんでした。これらの問題を一挙に解決してくれたのが今回の「IDリンク」というシステムです。
この地区では、嶋田病院に関連サーバーが設置されていますが、嶋田病院以外の病院との連携の場合でも問題はありません。 もちろん情報管理については、専門のシステムの担当者によりセキュリティ(安全性)は確保されていますので、医療情報の漏洩の心配は無いものと思っています。
当院でもこのシステムに参加して患者様のさらなる医療の充実を目指していきますので、皆様のご理解、ご協力を宜しくお願い致します。
posted by yclinic at 18:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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